さびしい理由 ~女性編~

寂しさを感じる時はいろんな場面で、抱える感情でそれぞれの理由がありますが、男性の感じる寂しさと女性とでは違いがあります。 女性の場合その大きな理由に理解してもらえない、共感してもらえない事による孤独感が大きいと思います。
例えば、何か嫌な事、辛い事があってもその事について話を聞いてくれたり、一緒にうなずいてくれたりする相手がいれば、孤独感から遠ざかることが出来ます。 しかし、例え一番近しい家族であっても、この「共感」と「理解」がなければ取り残された孤独を味わうことになります。 それは、男性と違って評価されることで癒されたり、褒められることでは満たされない感情なのです。
もちろん、「立派だ、偉い、良くやった」と言われることは嬉しいことに違いありませんが、それよりも「大変だったね。良く耐えたね。あなたの気持ち、良くわかる。」と言われた方が心は安らぐのです。
女性にとって寂しいと感じるのは、近くにいても一緒にいる感じが全くしない、心が一つになる感じが、感覚が無いということ、なのです。 それは、男性にとっての自分を認めてもらえない、評価してもらえない、存在の不安と言った事と同じ辛さ、寂しさなのです。 
男性が女性から「あなたは、私を全然分かっていない!」と言われた時は、ほとんどに於いて相槌の打ち方を間違っていると言っていいと思います。
正しい答えを出そうと、理論的な意見を述べたり、理路整然と説明したり、数字の裏ずけ、他の場合との比較など女性が必要としていない、もっと言えば聞きたくもない事を訳知り顔で言ったりしている場合が多いのです。 女性にとってこれほど苦痛で、イライラし、孤独を増し、不信感と相手に対する蔑みを増す瞬間はありません。 うっとりと美しい夕日を愛でているのに、光の波長とプリズムの話を滔々と述べて、悦にいっているような場違い、勘違いを感じるわけです。
良く女性同士の会話がはずんでいる時に「そうそう、やっぱりぃ、私もそう思った。その通りだよねぇ。」などと言い合っている場面を見かけると思いますが、男性にこれが出来れば、パートナーの孤独を救ってあげることにつながるのです。
共感していなくても、「共感テクニック」を駆使すれば、離れていきそうな彼女の心を食い止め、家庭内別居を決意した妻の意思を鈍らせる事も、可能かもしれません。
もちろん、女性言葉を使う必要はありませんがね。

 

 


 

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