決断        2012

リスクのない決断は無い。

 
穏やかな日常を生きていてさえ、この事から逃げられないのが現実でしょう。
わたし自身も、事の大小にかかわらず、決断を迫られ悩んだ末にあるいは、深く考えもせずにこれまで数えきれないくらいの決断をしてきました。 それは、選択だったかもしれませんし、切羽詰まった納得のいかない結論だったかもしれません。
しかし、その時々の決断は後の結果や、人生の歩みを決めることにつながって行ったのは間違いありません。 如何に後悔しようとも、過去に戻って違う決断をする事は不可能なのです。 その時の決断は、その時点では最良のもであったと思うしかないのです。 
客観的には、あるいは冷静な目から見たら、それは最悪の決断だったとしても、時を戻すことも、止めることも出来ないわけです。 であるなら、決断した人間にとっては、精一杯の決定を下したということになります。 どんなに言い訳をしても、苦しい立場に追いやられても、受け入れざるを得ない結果が待っているのです。
最高の結果を得られる可能性もあれば、思いもよらない結果が出てくるリスクもある訳です。 生きていくと言うことは、その自分の決断を誰にも任せられないということでしょう。 
わたしは、そのリスクを背負うことをためらっている人達に何度も出会うことがあります。 正直、背中を押したい気持ちに駆られますが、それこそ「余計なお世話」  どの道、結論は本人の中で出ているし、私には何一つ荷を軽くしてあげることも、何らかの保証をしてあげることも出来ないのです。
時にそれは、歯がゆく感じ、或いは心から称えたい思いに駆られ、我が子も含め見守る事の忍耐が必要となります。
思い通りに行かない、その結果に抗い、抗い切れなければ受け入れる。  それが大人の決断なのでしょう。

 

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