幸せになる準備 (2)     2011

幸せになる準備(2)
音楽は、受身である事の楽しみも与えてくれます。 受身でいることはまるで消極的な事の様に捉えられますが、実際はこれほど学びの大きいことは無いように思います。 もし、全てを受け入れる態勢と器があれば、こんな強力な武器は他にないでしょう。 
ここから、音楽の話しとは大きく外れてしまいますが、受け入れる態勢を整えて生きていくと言うことは、簡単な事ではありません。 受け入れている振りは出来ても、本当の意味で「事、状態、人」をその時々で受け入れるのは、容易な事では無いのは、流れてくる毎日のニュースが教えてくれています。 誰かと比べて見栄を張ったが為に、追い詰められてしまう人、現状を受け入れられず、変える事の出来ない過去にこだわったり、あの人さえ変わってくれたらと他人に期待したり。上手く行かない事の理由を、自分以外に求めるのは、一見すると正しいように聞こえたりもするものです。 こんな事を書いている私自身も、長い間この受け入れる事の難しさに悩まされてきたし、現在に至っても上手く行っていない事が多々あります。 でも、受け入れる事は、自分自身を幸せにする土壌作りをしているようなもの。
もし、今の状況、環境、自分自身を受け入れて、自分のその時出来る事は何かを考え行動したなら、望んだ安らぎ、平穏、優しさ、信頼を手繰り寄せる事ができるでしょう。 ただ、心の中の闇は消える事が無く、物事が上手く行っている間は、遠ざけている事が出来るかもしれませんが、いつでも、隙を見ては近づいてきて、どうしようもない役にも立たない言い訳や悪いアイデアを囁いてきます。 その時に潔くその囁きに耳をかさず、源は自分にあると一度肝を据えてみるのは、中々に格好いい事なのじゃないでしょうか。 勿論、自分に対して言っている事ですが。 

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