自分の機嫌     2011

震災後、どうにもやりきれない毎日に支配され続けています。 それは、日常を取り戻す事への努力をして、やっとの思いで取り戻したその日常に今度は罪悪感を覚えてしまう。 気持ちを晴らすつもりで付けたイヤリングや、マニュキアが落ち込む理由になったりもして、最後には非力である自分を情けなく思い結局のところ項垂れてしまうのが常なのだ。
しかしだ、私が落ち込んだりへこんだりしても誰の得にもならない。 ましてや、今日の心配や明日の不安に立ち向かって闘っている人々にとって、役立つことなど一つもない。 第一私自身がちっとも良くない。 であれば、どうやって自分をコントロールしていったらよいのだろうか。 自分の今日の「機嫌を自分で取る」事が出来れば日々の暮らしはずっと楽になるはずである。 それで、セミナーでも提案しているのが、朝一番に自分に最高の挨拶を贈る事。起きて一番の言葉を自分で決めた、プレゼントを自分に贈る事ほど、正確で揺らぎないものは無い。誰からの影響も受けない、朝一番の気分を自分で決める事は、簡単でもあるし、続ければ必ず収穫を得る事が出来る。 
鏡の中の自分に向って、「あなたといると楽しい」、「笑顔が素敵だ」、「力強い」、「信頼出来る」、「今日も幸せだ」。何だっていいのだ、自分が嬉しくなる言葉をどんどん、自分に贈るだけだ。 朝一番の嬉しい言葉は、他人から聞く事を期待しても大概期待通りにならないものだ。 だから、自分で自分の機嫌を決める方が絶対的じゃないだろうか。
別に朝に限った事ではない。仲良くなりたい人に振り向いてもらい、相手から声をかけてもらうのを待っていたら、死ぬまで待っても埒が明かないかもしれないが、自分から声を掛けてしまえば、イエスもノーも結果は手に入る。イエスなら問題ないし、ノーならイエスになるための方法を考えれば良いのである。間違いなく、自分で船の舵を握っている事になる。
何事も、己が源。 踏み出す一歩は、自分の足である事を忘れずにいたいものだ。

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