ヴァイオリニスト 戸澤哲夫様スプリングコンサート感想

東京シティフィルコンサートマスターヴァイオリン名曲コンサート第一弾
東京シティフィルコンサートマスターヴァイオリン名曲コンサート第一弾

音楽が如何に人を幸福にするか、昨夜のコンサートを通して改めて感じました。 結婚式場の敷地内にある、小さなチャペルで、初めてのクラシックコンサートの開催。 私が呟いた(生ツイッターです。)一言から、このコンサートの企画が始まりました。 このご時世、結婚式だけでは式場は維持費を賄うのに相当の営業をしなければ、やっていけません。それは、地方のどの結婚式場でも抱えている、問題と悩みなのではないでしょうか。当然、都会の一流ホテルでも営業と企画、サービスの充実と改革を常に挑戦していかなければ、人件費、メンテナンス、宣伝費がお化けのようにかさむだけでしょう。 人が集うには「何か」目的がある訳ですが、その目的を集う人達だけに任せて成り立っていたのはバブル期の話。 そこの場に集いたい、そこでなければ得られない何かを作り出し、発信していかないとすっかりと忘れられた存在になってしまいます。 詳しい事情は、HPのブログに書くとして、ともかく昨夜の「戸澤哲夫ヴァイオリン名曲コンサート」は、観客の感動の弾けるような音が聞こえるほどの素晴らしさでした。 実際、名曲ばかりをあのような空間でまじかに演奏者の息遣いを聞きながら聴く事の贅沢と喜び、想像もしなかったことの発見、そして感動。 ツゴイネルワイゼンからアンコール曲マスネのタイスの瞑想曲への流れの如何に大変なことかは、後から戸澤さん本人から窺って、やっと分かったのですが、それでもこの名曲ばかりのプログラムは、開催「最初の地」ではどうしても外せない、でも、当然のことながら誰にでもできることではない技術と技量の高さでした。 如何に曲を深く理解し、自分の持てる技術と感性を研ぎ澄まし磨き上げ、高みへと孤独な戦いを続けている人達から伝わってくるものの熱さと感動、喜びはライブが一番なのだと、何度も何度も感じたのでした。 すべてに感謝する夜でした。 今この時も幸せな時間の記憶が消えずにいる事、これこそが音楽の力であり、芸術の強さなのだなぁ、と照れずにいえます。 
食事会では、「のだめ」の裏話(戸澤さんは、“音”でコンマスとして映画に出演してます。是非、聴いて下さい)などで盛り上がりました。

 

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